2017年07月28日

金管楽器の構造

金管楽器の構造についてです。

金管楽器の構造は至って単純で、息を吹き込む唄口(マウスピース)と、音量を増大させるための朝顔(ベル)を持ち、それらは円筒または円錐状の管で繋がれています。

この状態では、音の高低を変えるための一切のしくみを持たないですが、唇の状態と息のスピードによって、基音や倍音を切り替え、音の高さを変化させることができます。

しかし、管は、長さ(及び開管であるか閉管であるか)と音の伝播速度によって共鳴する音の高さが決まっているため、その他の倍音列に挟まれた音を出すことができません。

そこで一般に管楽器では、共鳴管の長さを変えることによって共鳴する音の高さを変え、様々な高さの音を得ているのです。

金管楽器でも古くは現在の木管楽器のような、管の途中にあけられた音孔により、音響学的な管の長さを短くすることによって、より高い様々な音を得ました。

現在では、スライドと呼ばれる二重の管の伸縮や弁(バルブ)といった管の長さを変えるための機構を備えることにより、倍音の単位より細かな音の高低の調節を可能にしています。

振動の元は奏者の唇であり楽器ではないという点において、金管楽器は楽器単体では楽器として完結していないと言えます。

木管楽器は楽器として完結しているので、ポンプ等で空気の流れを作り楽器に当てれば楽器としての音が出ます。

金管楽器は奏者の唇と合体して初めて楽器として完結するのです。

音の源が人間の唇である為に、音色や音域(特に上限)は、奏者の習熟度に寄るところが大きいのです。

音域の下限は楽器の大きさ(管長)で決まります。

ひとつの音に対しても、その音程にはある程度の幅があり、鍵盤楽器の鍵盤のように固定された物と言えるほどではありません。

奏者の意図によって短い楽器では半音以上も音程を変化させることができるのです。

管を曲げることで、物理的な気柱の特質が変る為、さまざまな形態や調子が試みられ、現在も続いている。ホルンでは、異なる調子を持つ2本の管を一つの楽器に押し込めることが一般的となっています(ダブルホルン)。
参考:wikipedia
posted by さら at 21:43| 管楽器基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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