2017年04月23日

木管楽器

木管楽器ではどのように音の高さを変えているのでしょうか?

弦楽器では、共鳴胴があらゆる高さの音に共鳴するので、発音体(弦)の出す高さの音をそのまま共鳴させることができます。

しかし、管楽器の共鳴体である管内部の空気柱は、長さ、構造(開管であるか閉管であるか)、及び音速によって共鳴する音の高さが決まるため、ただの筒だけでは基音と倍音しか出すことができません。

そこで管楽器では、共鳴管の長さを変えることによって共鳴する音の高さを変え、様々な高さの音を得るのです。

金管楽器ではバルブ機構や二重管を用いたスライド機構(トロンボーン等)で実際の管の長さを変えることがほとんどですが、木管楽器の場合には、主として、管に側孔をあけ、それを指または指に代わる装置によってふさいだり空けたりして、共鳴管の音響学的な長さを変えます。

このために開けられる穴を音孔(トーンホール)といいます。

音孔を全部ふさいだ状態が共鳴管がいちばん長い状態で、管の全長に見合う共鳴が得られます。

歌口から遠い方から順次開けて行くと共鳴する管は開放音孔までの長さに短くなり、より高い音が得られます。

このようにして最初の倍音(閉管であるクラリネットでは第3倍音、その他では第2倍音)に達するまで続け、達したら再びすべての音孔をふさいで、倍音を奏するのです(実際の楽器では多少の例外が生じる)。

なお、邦楽・民族音楽・西洋の古楽で使われるような単純な(機械化されていない)木管楽器においては「音孔」を「指穴」と呼ぶことが多いです。
参考:wikipedia
posted by さら at 20:46| 管楽器基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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